2012-09-10

斉藤マリ展

3つ年上の従姉妹の個展。
ここは福岡。会場は東京で程遠く駆けつけられないのが残念だ。



母方の親族にはまあ個性的な人物が揃っている。
祖父が商売の傍ら油絵を愛し、その趣味が血となってそれぞれに流れついたのだろうか、芸術に勤しむ人多数だ。

母を伝い私に。
母の姉(叔母)を伝い従姉妹に。
母の兄(叔父)はダイレクトに引き継ぎ画家、兼絵画の先生に。
その叔父の息子(従兄弟)は舞台演出をしている。
また叔父の娘(従姉妹)も主婦となったが、アートに関する神経は敏感で能力あると心の中で思ってる。

そういった先輩達を小さい頃から見ていた。
発想、思想、発言が圧倒的に変わっており群を抜いていた。
地元の同級生や周辺の人と比べ、レベルの違いを感じてた。
そして私自身も到底追いつく事は出来ないだろうなとも。


すなわち憧れ尊敬している。
その想いから同じ土俵には上がれない、やるならば人知れずこっそりと、だ。
友人達にも自分の活動を極力語らず秘密にするのは、無意識ながらこういった意識が働いているからだろう。

こっそりと。
ひっそりと。
それがモットー。
かのように。

マリさんは有名芸術大学出身で絵が巧いのはもちろんだが、舞台女優でもある。
今は結婚し母となり(だからかどうかは分からないけど)活動の場が減った。
でもいつかまたやって欲しい。表現をやめないで欲しいと思ってた。

今回の個展の知らせ、嬉しいなぁ。
近かったら絶対行くのに。残念。

関東周辺の方、興味があれば覗いて欲しい。

個展会場→ gallery fukka
斉藤マリブログ→ フロム岡ハウス


彼女は描くのを続けるって言ってた。良かった。
あと私の中で秘密兵器爆弾と思ってる舞台演出の従兄弟だ。
いつか名の通る人物になればなと願う。
面白い人だから、青田買いで情熱大陸あたりに密着してほしい。