2012-09-03

何を無くしたの

海外ドラマの『LOST』
ついに最後まで見た。

24の時も思ったけどアメリカのドラマの脚本ってすごい。
日本のドラマだと主人公とヒロインを中心とした展開でそれが全てでそれ以上があまりないけど(だからちょっと安っぽい)、アメリカのやつって数多く登場する人物達の細部まで設定がきちんと練られてなんというか、説得力が違う。(多分好きな食べ物とかまで作られてるんだと思う)
そしてそれを映像化する演出、技術力もすごい。この物語は無人島に飛行機が墜落するんだけど、考えただけで、いや考えたくない程大変じゃないか。無人島に行かなきゃいけないし、飛行機も用意して尚かつ巧いこと壊さなきゃいけないし、あぁ、たいへん・・・。めんどくさ・・・。ってなるのにね。
あと海外ドラマで好きな所は役者の表情。緊迫した場面に見合う脂汗とか、アクション時の脇汗とか、化粧してない感じの素肌としか思えないメイクとかがとても良い。
リアル感、臨場感を大事にしててそこに引き込まれる。
日本だとたまに夜寝るシーンでグロスとか塗ってて、あれいやだな。

という訳でLOSTにはまってずっと見てたのだが。
ラスト2時間という所でもイマイチ着地が見えなくてどう終わらせるんだろうなと心配してたら、あーいう最後でした。(一応見てない人の為に詳細書かない)

までも、あそこまで話が入り組んで途中なんとなくホラー気味になったりなんとなくファンタジー要素が入ったりしたら終わり方難しいよね。

この手のストーリーの場合、一番収まりが良い「夢オチ」に頼りたい所だが、それは散々オチに使われすぎて視聴者は納得しないだろうし、ぼんやりまとめてあとは視聴者のご想像に!ってのも、なんか卑怯なんだよな。

私だったらどんなラストにするか。
そうね。。。
苦労して島から脱出したら本土が無人島(人類滅亡)になってて、
せっかく戻ったのにまた絶望!!!

みたいな。


あと海外ドラマって何年もかけて長く続くけど、立ち上げた時点でどこまで話作ってあるんだろう。転回に合わせて作るのか、最後は決まってて途中を作っていくのか。
脚本作る過程とか興味あるね。