処女作の絵本は発売されたその時点で購入しており
西野氏の絵の実力はとっくに知っていた。
芸人が絵。
思えば当時はどれ程のものか見せてもらおうかという上からな気持ちだった。
ところが見てびっくり。
やるやん!!!
狙ったのか描いてる内にそういう方向にいったのかは知らないが、時間と手間と集中力が必要でとっても面倒くさい緻密な作風に仕上げていた。素直に驚いた。
更に驚いたのは最初の絵に比べて最後の絵のクオリティが格段に上がっていたこと。
これは間違いなくもっともっと巧くなる。そう感じた。
(言葉がいちいち上から目線でえらそうだけど、ファンとはそういうものだ)
という事で昔から注目はしているのだが
最近はより強めに注目している。
きっかけはクラウドファンディング。
個展をNYでやるとのこと。
絵の実力も知ってるしNYで個展は良い。
でもなんで一般人にまじって資金調達してるの?
事務所に出してもらえばいいやん。
おかしな行動。私の頭に「???」がついたのは興味が湧いたサイン。
詳細覗いてみると色々本気らしいしおもしろそう。
その意思と志に小額ながらパトロンになって動向を追う事にした。
追っていると、この人、全て自分で考えて自分で行動してるなって事を知る。
自分で登録して立ち上げて対応して現地のスタッフも自ら集めて。
結果大成功。
やるやん!!!
まだなんかやらかしそうだ。
引き続き追っていると今度は「ETチャレンジ」をはじめた。
かくかくしかじかで大阪から東京まで自転車で走行するという、番組ノータッチの独自企画。
わざわざ自分のお休みの連休使って。???。(ばかなの?)
わざわざ自分のお休みの連休使って。???。(ばかなの?)
ただ自転車で走るだけだけどその様子をリアルタイムでツイートし、やがてツイートを見たフォロワーが彼を応援し会いに行く。彼の夢を自分の夢かのごとく声を出し応援しはじめるのだ。そんなみんなの熱い(?)想いを一身に背負い100%無理な試みを「いや、もしかしたら飛べるかも?」と錯覚させる程の壮大なエンターテイメントへと仕立てた。(結果やっぱり失敗)
おもろいやん!!!
今後も要チェック。
そう思ってたら間髪入れず「西野の家に住みたいプロジェクト」をはじめた。
見ず知らずの他人を自分ちに住まわせるというもの。
300人くらい応募があったらしい。
300人くらい応募があったらしい。
どんな人を選ぶか、想像はしなかった。
当選者はこの方。
アプリ制作会社の社長。
正解だと思う。
やらされるのではなくやるというその意思。
操られるのではなく操るというその悪巧み(知恵)。
全ての決定権は自分にあると知ってる。
そこが良い。
私も同じ速度でいけるよう
がんばろう。
住む世界に違いは無い。